北島ひとり旅体験談
ひとり旅には様々な出会いやハプニングがあるので非常に楽しいです!
それでは私のひとり旅の中で印象的だった体験談を都市ごとにお話しします!
ニュープリマウス
ニュープリマウスは北島の西海岸にある都市です。
私のおすすめはTe Rewa Bridgeで、恐竜の骨のような形をした橋で、橋の先からは富士山そっくりのタラナキ山を見ることができます!
又、おしゃれな美術館があったり海沿いをゆったりと歩くことができる魅力たっっぷりの都市です。
バックパッカー(宿)内での出会いはいつも貴重です。
ニュープリマウスの宿で会った中で一番印象的だった方は、ひとりのインド人女性です。
当時18だった私は非常に貧しく、バナナだけで1日を乗り切ろうとしていました。
そんな中、このインド人女性は初対面である私に対し夕飯を作ってくれたのです!
「なぜこんなに親切にしていただけるのか」
と尋ねたところ、
と言っておられました。
それ以降、私は困っている人がいれば、できる範囲で助けたいと思うようになりました。
自分に対する見返りはいらないのです。
私が助けた方がまた、次に困っている人を助ける。
とても素敵なループだと思いました。
この方に出会えたおかげで私は世界を超えての本当の助け合いの意味を学びました。
そんな大切なことを学ぶことができた
ニュープリマウスの詳しい観光情報についてはこちらからどうぞ!
ナショナルパーク
ここにきた理由はズバリ、世界遺産であるトンガリロ山に行きたかったかったからです!
※私の泊まったバッパーでは宿からトンガリロ山までの送迎オプションをつけることができました。
(往復NZ$35)
ここでは印象的な体験がたくさんありました。
まず、私が宿に向かおうと歩いていたら一人のイケメン(以下イケメン君)が宿を探してさまよっていました。
予約していた宿に向かう予定だった私は、彼を誘い一緒に宿まで行くことにしました。
その道中でスキンヘッドのおじさん(以下スキンヘッドさん)と合流し、宿についた時点で二人の友達ができていました(笑)
このトンガリロ山のハイキングは約8時間ほどかかりますが、
「世界遺産である」という情報以外何も調べていなかった私は完全にこの山を舐めてかかっていました(笑)
なので、私は500mlの水1本とチョコバー1本のみで臨む予定でした。
しかし、山登り当日、そんな様子を見たイケメン君が
と言ってバナナをくれました。
また、その様子を見ていたスキンヘッドさんが
と言ってキウイフルーツと水をくれました(笑)
こんな親切に感激しながら山登りへ出発しました。
そこで私は気づきました。
帽子、日焼け止め、サングラス、、何も持ってきていない
ということに。
なんてバカなんでしょう。。。舐めすぎでしたね(笑)
しかし、そんな私を見て心配してくれたイギリス人の姉ちゃんが自分はバンダナがあるから。と言って私に帽子を貸してくれました。
そして、隣にいたお姉さんは日焼け止めを貸してくれました。
さらに彼女たちは私と一緒に山を登ってくれることになりました。
急斜面にビビっている私に対し手を差し伸べてくれたり、迷わないようにと前に出て誘導してくれたりと、、、
本当に周りの人に恵まれて、みんなに助けてもらい、なんとか世界遺産の絶景を見ることができました。
山から宿に帰った後は、イケメン君とスキンヘッドさんをはじめ、その他仲良くなった方達数名と近くにあったバーレストランへ行き、打ち上げをしました!
そして、この打ち上げの時に
『英語が何の邪魔もなく日本語のようにスーッと耳に入ってくる。』という初めての感覚を体験しました。
日本人が全くいない環境だったので、私の英語力はこの時に急成長したのだと思われます。
英語が突然聞こえるようになった時の感覚は今でも鮮明に覚えています。
トンガリロ山を登るにあたり、私は本当にたくさんの人に助けてもらいました。
人は人と出会って人となるのです。
一人では生きていけないな。ということを改めて知りました。
トンガリロ山について詳しい情報についてはこちらでご確認いただけます!
タウランガとハヘイ
タウランガは北島の北東部にある都市です。ハヘイはコロマンデル半島の東側に位置し、ナルニア国物語の舞台になった場所など沢山の観光スポットが存在します。
タウランガにあるマウンガヌイ山の頂上からの絶景は必見です!
そして、私がタウランガからハヘイへ行く前日の夜、
宿でひとりのポルトガル人男性(以下ポルトガル君)に会いました。
彼も旅行で来ていて、次の日のプランを考えていたので、一緒にハヘイへ行く提案をして、次の日にハヘイで会うことにしました。
ポルトガル君は車を持っていたので、ハヘイのバス停まで迎えにきてくれました。
因みにシェフであったため、夕飯まで作ってくれました(笑)
コロマンデル半島(ハヘイ)ではカセドラル・コープとホットウォータービーチにどうしても行きたかったのですが、
どちらも車がないとなかなか行くのが厳しく、ヒッチハイクを考えていたのでポルトガル君に出会えたことはかなりラッキーでした(笑)
こちらがカセドラル・コープです↓
そして、ホットウォータービーチというのは砂を掘ると砂の下からお湯が出てきて温泉になるというビーチで、
私の泊まっていた宿からは車で10分(徒歩1時間40分、公共交通機関なし)のところにありました。
ポルトガル君とホットウォータービーチへ行く話をしていると宿にいたもうひとりのイギリス人男性(以下イギリス君)も参加したいと言ったので、3人で行くことになりました。
ホットウォータービーチで温泉のようにお湯に浸かるには
結構深く砂を掘る必要がありますが、ポルトガル君とイギリス君が一生懸命砂をほってくれたので最高の温泉体験をすることができました!
ビーチを掘ると温泉が出てくるなんて本当に感動です。
スコップや水着がない方はビーチ近くにあるhottiesというお店でスコップや水着の購入または、レンタルができますのでご心配なく(^^)
ここでも本当に素敵な出会いに感謝しました。
コロマンデル半島についての詳しい観光情報はこちらでご確認いただけます!
ロトルア
ロトルアは温泉やマオリ文化が有名な都市です。
ロトルアについてから宿のチェックインまでに少し時間があったのでフラフラと街を歩いていると、旅行会社の勧誘のお兄さんに声をかけられてその方の押しに負けて午前中と午後に分けて2つのツアーを組んでしまいました(笑)
午前中はWai-O-Tapuという地下の活発な地熱を見に行くツアーでした。
同じ宿に泊まっていた中国人の男性もちょうど同じツアーに参加予定だったようで、仲良くなって一緒に回りました。また、一人で観光に来ていた日本人女性にも声をかけこのツアー中は3人で回りました。
硫黄の匂いがキツかったですが、自然の力からなる熱というのはなかなか興味深かったです。
そして、夜はTamaki Maori Villageに行ってマオリ文化に触れるというツアーに参加しました。
ラグビーでお馴染みの「ハカ」を見れたり、マオリが鳥を呼び起こす方法などを教えてもらったりとなかなか興味深い内容でした。
また、最後はマオリ流のブッフェを楽しめます。
このツアーはひとりで参加していたのですが、なんとオークランド時代に同じバイト先で働いていた方と偶然遭遇しました!
数ヶ月ぶりの再会でした(笑)
なんの連絡もとっていなかったのにまさか、同じ日の同じ場所のツアーに参加していてたなんて、世間は狭いものですね(笑)
他にも見どころ沢山のロトルア。
ロトルアの観光情報について詳しくはこちらでご確認いただけます!
私はこのひとり旅を通して、人の温かさや人との出会いの素晴らしさを改めて実感することができました。
自分が周りの人から助けてもらったことに対する一番のお礼は、自分も困っている人がいればできる限り手を差し伸べ、助ける。ということであるのではないか。と感じました。
また、英語圏の国でひとりで旅をすると確実に英語力が上がるということも実証できました。
ひとりで行っても最終的にはひとりじゃない旅。
学び多きひとり旅。おすすめです!
以上、ひとり旅について私の体験談を含めご紹介いたしました!
ひとり旅では本当に様々な出会いがありますね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
良い1日をお過ごし下さい。