Ciao! こんにちは!Sarinaです。
私は2020年の日本語教育能力検定試験を受験しました。
カテゴリー、「日本語教育能力検定試験」では、
試験対策として、私が行った勉強法などをご紹介して来ました。
さて、今回は、それまでの勉強の苦しみから解放される日、
そうです。【日本語教育能力検定試験の当日】について、
試験当日のオススメの過ごし方や試験の流れ、持ち物などをご紹介します!
因みに、私が受けた試験会場は大阪大学の豊中キャンパスでした!
では、当日の過ごし方からどうぞ!
試験当日の過ごし方
では、当日のオススメの過ごし方をご紹介します。
朝から自己暗示をかけてリラックスする
当日はリラックスする方が良いです。
当日極度に緊張してしまうと、焦ってマークシートのマークをする場所がズレてしまったり、ケアレスミスをしてしまう確率が高くなるからです。
私は試験の前日は緊張と不安で朝の6時になっても眠れず、そのまま一睡もできませんでした(笑)
アドレナリン出まくりです(笑)今年受験される方は、よく寝てください(笑)
前日までは、「ほんま受からへんかったら来年はないしー。聴解できるかな?記述何がでるやろ?時事問題覚えな。。。てか、平均点高かったらどうしよ。あーーーー。受からな終わりや。。。あーーー。」
などといらないことを考え、自分自身にプレッシャーを与え、緊張しまくりでしたが、当日になり、
考え方をシフトチェンジし、自己暗示をかけることにより、無駄な緊張が一切なくなり、リラックスすることができました。
緊張しないための考え方・自己暗示をかける方法
適度な緊張はあった方が良いと思いますが、やはり極度な緊張は避けた方が良いと思います。
それらの緊張は「考え方」でほぐすことができると思います。
私の場合、「落ちても来年がある。」と考えてしまうと、
『来年もまた、あの勉強地獄が待っている。=嫌だ。=絶対に受からなあかん!』の思考になってしまい、
自分自身にプレッシャーを与えすぎてしまいました。
しかし、「落ちても、死なない!」と考えると、
落ちることに対する恐怖心が少し、和らぎリラックスすることができました。
下記は私が当日、自分自身に言い聞かせて緊張を解いた考え方です。
- 落ちても、死ぬわけではない。
- 勉強地獄の日々から解放される日。
- 私ができない所は、みんなできない。
- これだけ勉強したから絶対大丈夫、落ちるわけがない。
- 絶対できる
主にこの5つの思考を強く持ち、この5つだけを繰り返し考えることにより、
自己暗示をかけました(笑)
この5つ以外の、余計な思考(落ちたらどうしようや聴解が全然分からなかったら、、など)は入れないようにシャットダウンしました。
朝起きてから、会場に着くまでの間で、見事、自己暗示に成功し、
会場に到着した頃の私は謎の自信に満ち溢れ、絶対受かる!と信じている状態でした(笑)←幸せなやつですね(笑)
試験会場までの移動時間の過ごし方
私の場合、うちから試験会場までバスと電車で約2時間30分でした。
その2時間30分の間は上記の自己暗示をかけることに集中しながら、試験当日用に、
自分でまとめたノート(特に時事問題の部分)を何度も何度も読み返しました。
当日に持っていくために作ったノートの作り方はこちらです↓
私は、試験当日に赤本や市販の参考書などは一切持っていかずに、自分でまとめたノートのみを持って行きました。
自信を持つためです。
と言いますのも、試験当日、私が重要だと思っていたのは、「自分はできる」という自信をつけることです。
赤本や参考書を持って行き、移動中に読んでいると、自分が今まで知らなかった単語・初めましての単語などに出会ってしまう恐れがあります。
もし、知らない単語や初めて見たページを見つけてしまったら、
私は「なにこれ?知らない。やばい!」とパニックに陥ってしまうと思います。
もちろんその単語で1点救われるということもあるかもしれませんが、知らない単語や初めて見る単語をいくつも発見してしまった場合、私はこの世の終わり状態になってしまいます(笑)
しかし、自分のノートを持って行き移動中に見て復習、確認をすることにより、知らない単語と出会うことはありません。忘れている単語に出会ってしまうことはあるかもしれませんが、自分でまとめたノートから見つけた単語であって、全く知らない語ではないので、すぐに思い出すことができます。
それどころか、全て分かる(自分でまとめているため)ので、「私、天才ちゃう?」と全く理に適わない自信を持つこともできます。
この「自信」こそが、「1つの新しい単語を見つけて覚える」よりも価値があると考え、自分のノートのみを持参することにしました。
試験会場までの移動時間は以上のように自分のノートを読み、自己暗示をかけながら、
「自信」を持つことに集中しました。
また、私の場合、移動中のバスと電車では、時事問題をまとめたページを集中的に確認し、頭に叩き込みました。
試験会場での過ごし方
さて、いよいよ試験会場に着きました。
2020年はすでに、コロナウイルスが流行していたので、試験会場についてすぐに消毒と検温が行われました。
自分の受験票に書かれていた試験室へ向かい、荷物を置き、トイレへ向かいました。
特に女子トイレは混んでいたので、タイミングを見て、行けるうちに行っておいたほうがいいと思います。
また、私語は厳禁です。
試験官から、合図が出るまでの間、ずっと自分のノートを確認していました。
この際、試験Ⅰの問題1についてまとめたページを特に重点的に見ていました。
試験Ⅰが終わり、試験Ⅱまでに1時間10分ほど休憩がありました。
ちょうどお昼だったので、おにぎりとパンを食べました。
その後、またトイレへ行きました(笑)
休憩時間に重要なことは、試験Ⅰの振り返りを一切しないことだと思います。
試験Ⅰのあの問題はどうだった〜とか、、、合ってるかな〜?とか、一切考えずに、試験Ⅰが終わった時点で、試験Ⅰのことは、もう綺麗さっぱり忘れて、試験Ⅱのことだけを考えるのです。
私は、試験Ⅰが終わって試験Ⅱが始まるまでの間、文字を見たくなかったので、
聴解問題に関するYouTubeをラジオ感覚で、聞いていました。(勿論イヤフォンで)
沢山の検定合格者の方が、YouTubeで聴解対策を紹介してくださっているので、その中から適当に選んで1時間10分間ランダムに聞いていました。トイレに行く際も聴きながら行けるので、良かったです。お世話になりました!
無事に試験Ⅱが終了したら、試験Ⅲが始まるまでに、また、40分ほどの休憩があります。
この時間も試験Ⅰと試験Ⅱのことは綺麗さっぱり忘れ去り、振り返りをしません。
トイレを済ませ、時事問題についてひたすら確認しました!
ただ、この頃になると疲労感がピークになってきていたので、廊下でストレッチなどもしていました。
試験会場での休憩時間などは、比較的自由に過ごすことができたので、自分に合った過ごし方をすると良いと思います♪
試験当日の流れ
2020年度の試験当日の流れを簡単にご紹介します。
①消毒、検温、自己ヘルス表の提出
まず、会場に着いたら、検温をしてもらいました。
そして、消毒をしたのちに試験を受ける教室へ行きました。
教室の机には受験番号が貼られていたので、自分の番号の場所に座ります。
そして、試験開始時刻まで待ちます。
コロナウイルスの関係で、自己ヘルス表という健康チェックシートを提出する必要がありました。
私の会場では、教室前に提出用の箱が用意されていて、そこの自己ヘルス表を提出しました。
②教室での受験者確認
受験票には開始時間が( )ありとなしで2つ書かれていました。
こんな感じです。この( )内の時間は、私たちが実際に試験を解き始める時間で、
( )の前に書かれた時間は、問題用紙を配ったり、マークシートに名前を書いたりする時間です。
例えば試験Ⅰの場合、9:50〜受験者確認・マークシート・問題用紙配布が始まり、10:10から試験開始です。
試験Ⅰの開始前のみ、受験者の確認がありました。
試験Ⅱ、Ⅲはマークシートと問題用紙が配られるのみで、受験者の確認はありません。
受験者を確認する際には、試験官が一人づつ机を回ってきます。
試験官が来た時にのみ、マスクを下ろし顔を見せる必要がありました。
③マークシート・問題用紙の配布・受験番号の記入
そして、一人づつにマークシートと問題用紙が配布されます。
まず、マークシートが配られ、次に問題用紙が配られます。
指示が出たらマークシートに名前と受験番号を書きます。
受験番号の数字は鉛筆で塗り潰します。
この後、開始の指示が出るまで、ひたすら待機します。
この時間が、本当に長いです。
ただただ、無駄な時間が無駄に流れて行っている感じです(笑)
これが試験Ⅱ、試験Ⅲの前にもあります。
本当に謎の時間ですので、なくした方がいいと思いながら、座っていました(笑)
④試験終了後マークシートの回収
試験終了後、試験官が一人づつ机にきて、マークシートを回収してくれます。
また、回収後受験番号をチェックしてくれているようで、マークシート回収後に1人の方が
試験官に呼び出され、何やら訂正していました。受験番号の書き忘れでしょうか?わかりませんが(笑)
それが終われば、休憩時間です。
試験Ⅱ、試験Ⅲと全ての試験が終わったら、解放されます!
女子トイレは非常に混雑していましたので、私は諦めて、帰りました(笑)
試験の流れはだいたいこのような感じでした!
試験当日の持ち物
試験当日の持ち物は受験票に記載されていました。
- 受験票
- 筆記用具(黒のHBの鉛筆またはシャープペンシル、プラスチック消しゴム ※ボールペン不可)
- 自己ヘルスチェック表(2020年よりコロナウイルス感染防止のため)
- マスク(2020年よりコロナウイルス感染防止のため)
- アルコールティッシュや消毒液(会場内にも設置あり)
- 昼食(試験会場近くに昼食購入場所がない可能性がある)
- 腕時計(音がなるもの不可)
- 写真付き身分証明書(時と場合により必要になる場合あり)
2020年度の受験には、この8つが記載されていました。
私が持って行った鉛筆です(笑)↓
コロナ禍であったこともあり、自己ヘルスチェック表やマスク、アルコール消毒などが追加されていたようです。
自己ヘルスチェック表は日本語教育能力検定試験のホームページからダウンロードして当日持参する必要がありました。
私は、これに加え、自分で書いたまとめノートとお守りなどを持って行きました。
また、最大の注意点は、音がなる時計は絶対に持っていかないこと!です。
私の受験会場には時計が一切ありませんでした!
公平を期すために、外されていたのだと思います。
時計は針のものしか認められておらず、試験Ⅱの最中に音がなった場合には、不正行為とみなされ、成績が無効になってしまいます。
恐ろしいです!あの「○時ちょうどです!」と伝えてくれる可愛らしい「ピピっ」という音さえも命取りになるなんて。。。
アイウォッチを持っていた受験者さんが使えなくなっていました。
残り15分になると、試験官が教えてくれますが、残り15分になるまで残り時間がわからないのは、なかなかきついと思います。
くれぐれも気をつけてください!
また、上記の持ち物以外に、鉛筆削りを持って行くことをお勧めします。
鉛筆削りに関しては、試験中、机の上においておくことが可能でした。
鉛筆のキャップはダメでしたが(笑)
あと、持って行ってよかったと思ったのは、膝掛けです。
10月で冷え込んできている上に、コロナウイルスの影響で、教室の窓はオープン状態で非常に寒かったので、膝掛けを持って行きました。
昼食には、パンとおにぎりを持って行きました(笑)
受験票が届いたら、しっかりと確認して準備してください♪
最後に
どんなに一生懸命勉強していても、試験当日に発揮できなければ意味がありません。
試験当日はできる限りリラックスを心がけ、
忘れ物のないように、落ち着いて試験に挑んでください♪
私は試験前日、全然眠ることができませんでしたが、試験は朝から夕方までとかなりの長丁場になりますので、体調管理だけはしっかりとして、できる限り早く寝て、
万全の状態で試験に挑んでください!
健闘を祈ります★