Ciao!こんにちは!
今回は日本語教育能力検定試験の際に私が行った時事問題対策をご紹介します!
最初は時事問題は出題範囲が広すぎて、勘でどうにかっっ!
と思っていました(笑)
しかし、最終的に、時事問題が一番点数を取りやすいのでは?!という結論に達しました。
時事問題対策はいつからするの?
まず、時事問題対策を始めるタイミングですが、個人的には試験の1ヶ月前くらいからで、十分だと思います。
もちろん日本語教師として常日頃から、日本語教育に関する動きをチェックしておくことは必要です。
ただ、検定対策に関してはやはりコツ、というか山をはる方が点数を取ることができると思います。
もちろん常日頃から動向をチェックされている方は、対策をする必要はありません!
私は山をはるタイプの人間だったのですが、
検定試験の約1ヶ月前から山をはり始めました。
日本語教育能力検定試験は選択問題なので、数字をピッタリ覚える必要がない。というのが最大のメリットであると思います。
何度も何度も資料を確認してざっくりと脳に焼き付けるのです。
そうすることで、選択肢を見たときに何と無く、見たことがある数字だ、、、という感覚で
選ぶことができます。
時事問題はどこから出る?
日本語教育能力検定試験の時事問題はどこから出るのでしょうか?
私が考えるチェックするべきポイントをまとめて見ました。
私が最初に行ったことは、「日本のこと」と「世界のこと」を整理するということです。
沢山の情報がある中で、世界の日本語学習者数と日本の日本語学習者数、教師数などが整理できていないと、何の数字が何で、どこの国がどのランキングで、、、などが分からなくなってしまいます。
私が主に調べたものをご紹介します。
①日本関連
私が日本関連で調べたことは
- 日本国内の日本語教育実施機関・施設数
- 日本国内の日本語教師数
- 日本国内の日本語学習者数
- 日本国内の日本語教育機関・施設別の内訳数とランキング(機関・施設数の内訳)
(例:1位:法務省告示機関618/2位:大学機関566/3位:任意団体547 など) - 日本国内の日本語教師数の内訳(ランキング)
(例:1位:ボランティア24,745人/2位:非常勤15,031人/3位:常勤6,635人) - 日本国内の日本語学習者が滞在している機関の内訳(ランキング)
(例:1位:法務省告示機関113,626人/2位:大学等機関66,112人/3位:国際交流協会33,590人) - 日本国内の日本語学習者の国籍の内訳(ランキング)
(例:1位:中国124,000人/2位:ベトナム73,000人/3位:ネパール26,000人)
(例:1位:アジア地域/2位:南アメリカ地域/3位:ヨーロッパ地域) - 日本語国内での日本語教師養成関連(養成講座実施機関・養成講座受講者数)
- 日本の在留外国人数とその内訳
- 訪日外国人数(観光客)とその内訳
- JSL指導が必要な生徒数(その生徒の母語ランキング・国籍ランキング)
ざっとこの位です。以上の情報の最新の数字や情報のみをノートにまとめていきました。
稀に昔の人数やランキングを問われることがありますが、その際は勘で答えれば良い!と思い最低限の情報収拾のみしかしませんでした。
昔の人数やランキングを聞かれた際はなぜその問題があるのかを考えて解くようにしました。
例えば、2018年の最新情報があるものに対し、「2012年の〜の国籍のランキングはどれだ?」という問題が出たとします。
その際は、2012年と2018年のランキングが入れ替わっている可能性が高いと思います。
2018年の最新情報が頭に入っていればその辺りを読んで、なぜ2012年のことを聞いてきたのか?を考えて、慎重に選択することが可能になります。(心理戦的な(笑))
文字にするととても多いように思いますが、自分で整理してノートにまとめると以外と1〜2ページでまとまったりします。
ややこしいのが国のランキング等で、例えば日本国内の日本語学習者の国籍ランキングと日本国内のJSL指導が必要な生徒の国籍ランキングが違ったりします。
その辺りを慎重にまとめることをお勧めします。
日本関連の情報はどこでチェックするの?
私が日本の日本語教育関連の情報をまとめる際に見たサイトはこちらです。
サイトで私が確認した場所はこちらをご覧ください!
②世界関連
続いて世界関連です。私が世界関連で調べたことは
- 世界で日本語教育をしている国の数
- 世界の日本語教育実施機関数
- 世界の日本語教師数
- 世界の日本語学習者数
- 世界の日本語学習者数の国籍(ランキング)
(例:1位:中国/2位:インドネシア/3位:韓国) - 世界の日本語学習者数の国籍増加率ランキング
(例:ベトナム国籍の日本語学習者が約109,598人増加→増加率1位、次いで中国の学習者51,342人増加 など) - 世界の日本語学習者数の国籍減少率ランキング
(例:台湾の日本語学習者が49,886人減少→減少率1位、次いでインドネシアの学習者38,522人減少 など) - 世界の学習者数過去最高の年とその人数
- 世界の学習者が日本語教育を学んでいる機関
(例:初等教育・中等教育・学校教育以外どこで学習してる学習者が多いのか) - 国別に見た学習者が日本語を学んでいる機関ランキング
(例:中国の日本語学習者の中で学習者が一番多い機関は1位:高等教育/2位:学校教育以外/3位:中等教育、、、同じようにインドネシアの日本語学習者の中で学習者が一番多いのは、、、など) - 世界の日本語学習者の学習目的ランキング
ざっとこの位です。
世界関連の情報はどこでチェックするの?
私が世界の日本語教育関連の情報をまとめる際に見たサイトはこちらです。
- 外務省
世界の日本語教師数・学習者数・学習者の増加率・減少率など - 国際交流基金
世界の日本語教育関連についてはほとんどここで確認できます。
世界の学習者がどこで日本語を学んでいるかなども国際交流基金の調査結果でわかります。
最後に
以上、時事問題対策として私が確認した情報をまとめました。
別の記事で、今回紹介したサイトのどこをどのように見てノートをまとめたのかなど、
さらに詳しくまとめようと思います。
最初は時事問題は範囲が広すぎて無理だと思いましたが、
今思うと、時事問題はとても対策がしやすい部分だと思います。
さらに、今回は試験対策として私がチェックした部分をご紹介しましたが、
日本教師は常に日本語教育関連の情報をキャッチして生きて行くことが必要であると思います。
なんとなく〜があったから〇〇人留学生が減少したとか増加した。とか、常にわかっておけるように日頃から
色々なアンテナを張って情報を見て行くことで検定対策にも繋がると思います。
最後までお読みいただきありがとうございます!