ワーキングホリデーをする上で必要となってくるのが住む場所です。
私は引越しが好きで、ワーホリ中に7回引越しをしました!
でも、初めて家を探す時は、一体何をどうすればいいのか全くわかりませんでした。
ということで今回は
- ニュージーランドで家を借りる方法って何があるの?
- フラット(シェアハウス)ってどうやって探すの?
- フラット(シェアハウス)を決める際にチェックしておくべきポイントって何?
- 部屋探しのコツってあるの?
というお悩みを解決していきます。
今回は自称部屋探しのプロである私がニュージーランドワーホリ中に
部屋を探す方法やポイントなどを解説していきます!
記事の前半で借りれる家の種類について説明した後に、あなたがおそらく住むことになるであろうフラット(シェアハウス)の探し方や、探す時のコツについて解説していきます。
ニュージーランドで家を借りて住む方法
ニュージーランドで家を借りる方法は大きく分けて3つあります。
単独で家を借りる
これは一軒家又は、アパートの一室を自分・家族単位で丸ごと借りる方法です。
単独で家を借りるにはコストがかなりかかる為、ワーホリ中にこの方法を取るのは難しいかと思われます。
ただ、私の場合ニュージーランド滞在中に縁あって、友達と1軒家を丸ごと借りて住んだことがあります。10人で家賃を
割っていたので1人あたりNZ$120/週で住む事ができました。
誰かの家に住まわせてもらう
これは、ホームステイやファームステイと似ていますが、シェアメイトと住むのではなく、知り合いや働いているファームのオーナーの家の部屋を一室借りて住まわしてもらう方法です。
ファームで仕事をする事によりオーナーの家の一室を借りて住ませてもらえたり、
部屋が余っている知り合いがいればその部屋を借りることもできます!
私はこれらの方法でも家を借りた事がありますが、そもそもファームをしたくない人や知り合いがいない人にとってこの方法は難しいように思われます。
フラット(シェアハウス)
複数人で1つの家を共有しながら住む方法です。
通常1人1部屋又は2人で1部屋を使い、水回りやリビングなどを住居者全員で共有します。
ニュージーランドではこのようなシェアハウスのことをFlatting(通称フラット)と呼びます。
通常その家を管理するオーナー(その家の所有者)が存在し、そのオーナーに家賃を支払う事で部屋を借りる事ができます。
自分で家を契約して借りるのではなくオーナーとのやりとりで借りる事が可能なのでワーホリ中に一番借りやすい方法であると言えます。
ワーホリ中はほとんどの場合、このフラットに住むことになると思います。
なので今回は、フラットを見つける方法とポイントについてお伝えしていきます!
フラットの探し方
ニュージーランドでフラットを探す主な方法はインターネット又は、友達の紹介です!
インターネット
まず、ほとんどの人はインターネット上で情報を探します。
部屋探しの際に私が使っていたサイトをご紹介します。
NZ daisuki ・日本人向けの日本語サイト
・日本人オーナーの物件情報などが載っていて安心
・英語が分からなくても部屋探しを始められる
・日本人とシェアすることになる可能性が高い
Trade me ・英語のサイト
・ニュージーランド最大の情報サイト
・情報量が多く様々な条件のフラットを見つける事が可能
・外国人とフラットシェアができる
Facebook ・フラット探しのために作られたグループに参加する
・毎日情報が更新され、情報量が非常に多い
・メッセンジャーにて簡単にやりとりができる
・投稿しているオーナーなどの情報をFacebook上で見れる
Facebookでの検索方法について少し詳しく説明します。
①Facebookの検索画面に”NewZealand flatmate”や”Rent house NZ”など適当にキーワードを入力し検索をかける
※住みたい都市が明確に決まっている場合はその都市名を入れて検索すること。
例えばオークランドに住む事が決まっている場合→検索例「Flatmates Auckland」
②検索でヒットした中から気になるグループに参加する。
これで毎日新しく更新される家の情報をFacebookから得る事ができます。
すごく簡単ですね!
因みに、オークランドのフラット探しにおすすめのグループは
FlatmatesWanted-Aucklandです。
オークランドにいる方はチェックしてみてください。
どうですか?インターネット上には情報が溢れているという事が分かりましたか?
それでは、次に、いいな。と思う部屋をインターネット上で見つけてから、その部屋をゲットするまでにはどうゆうプロセスがあるのかについてご紹介します。
いいなと思う部屋を見つけてからその部屋をゲットするまでにはだいたい3つのステップが必要です。
①オーナーや掲載されている連絡先に連絡をし、見学の予約をとる
②予約時にフラットの見学に行く
③気に入ったらオーナーと契約を交わす
という3ステップです。
見学に行かずにネットの情報だけで決める事も可能ですが、実際の部屋が写真と全く異なったなど、後々トラブルになり兼ねませんので、できるのであれば決める前に見学に行くことをオススメします。
友達の紹介
ニュージーランドにある程度住んでいると友達ができてきます。
そしてワーホリや留学できている短期滞在者も多いため、タイミングが合えば友達に物件を紹介してもらったり、友達が出ると同時に入れ替わりで入居する事ができます。
又、私の場合は信頼している友達に紹介してもらったので、見学なしで即決しました。
個人的に友達からの紹介は信用性が高いのでオススメです。
※逆に変な物件を紹介されてしまった場合は友達をやめましょう(笑)
フラット選びに押さえておきたいポイント
友達からの紹介でない場合、まずは見学(インスペクション)へ行った方がいいと言うことが分かりましたね!
それでは見学(インスペクション)の際に押さえるべきポイントをお伝えします。
水道光熱費
提示されている家賃には水道光熱費が含まれているのかを確認しておきましょう。
サイト上ではNZ$200/weekなどと表示されていると思います。
そこには水道光熱費が含まれているのかどうかを確認しておきましょう。
家賃に水道光熱費が含まれていなければ後々その家のルールに則って請求されてしいます。
WI-FI
Wi-Fiはあった方がいいです。又、家にWi-Fiがあればデータ量の少ない携帯プランを契約できる為、月々の携帯代を節約する事ができます。
ノーティスについて
ノーティスとは自分が家を出ることをオーナーに知らせることです。
家によってノーティスの期間が決められています。
大概が 2weeks notice です。
これは「2週間前に知らせる」ということで、自分が家を出る2週間以上前にはオーナーにその旨を伝える必要がある。という意味です。
ノーティスの期間はオーナーによって違います。
例えば1ヶ月ノーティスの場合ですと、引っ越したいと思ってから実際に引っ越す事ができるのは1ヶ月後。ということになります。
なので私は最大でも2週間ノーティスのところを選びます。
ノーティスを守らないことやノーティスを知らないことはオーナーとのトラブルに発展しやすいので、必ずチェックをしておきましょう。
入居可能日
ほとんどの場合誰かがノーティスを出した時点(2weeks noticeの場合、部屋が空く2週間前)から、シェアメイト募集の広告を出し始めるので、自分が引っ越したい日から入居が可能であるかをしっかりと確認しておきましょう。
3日後に入居したいが、部屋が空くのは1週間後。という状況になってしまっては困りますよね!
最低滞在期間
ノーティス以外にも最低滞在期間というのを設けているオーナーもいます。
例)最低滞在期間 3ヶ月/2週間ノーティス
この場合最低3ヶ月は住んでください。そして家を出る2週間前にお知らせください。ということです。
私は色々な所へ引っ越したかったので、最低滞在期間がないフラットを選んでいました!
ボンド
ボンドはデポジットとも呼ばれ、日本で言う敷金のことです。言わば保証金です。
通常は家賃の2週間分をオーナーに払いますが、
家を出るときに問題がなければ全額返ってきます。
このボンドに関してのトラブルは非常に多いです。
ノーティスを守っていなければ基本的にボンドは没収されてしまいます。
このようなトラブルを避けるためにペーパーワークを行いましょう。
家周辺の情報
家周辺の交通機関情報は必ずチェックしておきましょう。
どんなにいい家でも駅が遠かったり、バスが通ってなかったりすると生活上ですごく不便になります。
また、スーパーが近くにあると生活していく上で非常に便利です。
寝具
見学の際には必ず自分が住むことになる部屋を見せてもらいましょう。
シーツや枕、布団等すべての寝具がついてくるフラットもあれば、マットレスのみが用意されているフラットもあります。
マットレスのみが用意されている場合は引越しをするまでに寝具一式を揃える必要があります。
トイレとシャワールーム
トイレとシャワールームもチェックしておきましょう。
部屋とリビングは綺麗でもトイレやシャワーが異常に古かったり汚かったりすることがあります。気になる人は必ずチェックしておきましょう。
鍵やセキュリティー
ニュージーランドは安全な国ではありますが、やはり外国ということに変わりはありません。
鍵やセキュリティーはしっかりとしているのかはきちんと確認しておきましょう。
フラットによっては普段は鍵を閉めず、鍵を他のフラットメイトとシェアしなければいけない。と言うような所もあります。
セキュリティー面についてのチェックはしっかりと確認しておきましょう。
フラットメイト
これはこれから一緒に家を共有して住む人のことです。(シェアメイト)
フラットには何人住んでいるのかも確認しておきましょう。
又、見学時にフラットメイトに会うことができるのならば軽く挨拶や雑談をして一緒に住んでいけるかのフィーリングを確認しましょう。
(フラットメイトの移り変わりは激しいのでこれはそんなに重要ではありませんが、たとえ短期間であってもフィーリングの会う方と住みたいですよね。)
優良物件を見つけるためのコツ
最後に良い部屋を見つける為のコツをお伝えします!
良い部屋を探すことにおいて大切なことは、
毎日情報を得て見学へ行きまくるということです。
インターネット上で毎日情報を得て気になる物件があればすぐに見学の予約を取りましょう。
私が初めて家探しをしたときは自分が望む家の条件を箇条書きにし、5件ほど見学に行きました。
見学後、すべての家に点数をつけて評価、比較をすることで視野が広がり、
自分が望む家の条件をより明確に見つけ出してその家を探し出すことができました。
オススメは1日中見学する日を作り、1日のうちで3〜5件回るということです。
見学していく中で、自分の思い描く条件を全て満たし、ここが良い!と思う物件があれば次の予約はキャンセルし、その場で契約を交わすことをオススメします。
いかがでしょうか?
ニュージーランドでの家の探し方、、、
少しでもイメージがつかめましたか?
最悪、また引っ越せばいいので、とりあえずインスペクション(見学)の予約をとるところから、始めてみましょう♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
良い1日をお過ごし下さい!