Ciao こんにちは!Sarinaです。
このカテゴリー「珍道中」では、
私が今までに出くわした変わった出来事や貴重な経験などを日記のように書いていきます♪
私は高校を卒業した18歳の時にニュージーランドへ行きました。
しかし高校最後に受けた英語のテストは、
な、、、なんと、、、15点、、、(もちろん100点満点中(^^;;)でした。。。
私は5教科の中で英語が一番嫌いでした。
なぜ、英語を勉強する必要があるのだろう。そんな疑問を持ちながら授業を受けていました(笑)
そんな私がどうして高校を卒業してすぐにニュージーランドへ行ったのか?
その理由についてまとめました(笑)
18歳の私に与えられた選択肢
日本は、なるべく周りと意見を合わせる
「協調性」を大切にしている国であると思います。
それは、とても良いことです。
しかしその反面、そのせいで「自由になりきれない人」がいるのも事実です。
時には、選択肢までもが狭められてしまうことがあります。
私の高校での進路調査用紙には
- 大学進学
- 専門学校
- 就職・家業
の三択のみしか記載されていませんでした。
つまり、学校から私に与えられた選択肢はこの3つだけでした。
それぞれの選択肢に対して私が出した答えは下記の通りです。
選択肢1 大学への進学
高校を卒業した人のほとんどはこの選択肢を視野に入れると思います。
しかし、当時18歳の私は大学へ行くつもりはありませんでした。
私には専門的に勉強したい分野がなかったからです。
大学へ行く。ということは私にとっては、借金(奨学金)を背負うことでもありました。
そこまでして行くのであれば、何か目標を持って行くべきだと考えていました。
なぜなら、私の性格上、半端な気持ちで大学へ行ったところで、
きっと友達と遊んでしまう為、それは、学費の無駄使いにしか過ぎないと感じたからです。
さらに、当時の私にとって「大学卒業」という肩書きには全く魅力を感じませんでした。
(今となっては、学力社会を身にしみて感じています(笑))
それに加え勉強があまり好きではなかったという理由もあります。
中学の頃は熱心に勉強をしていた為、生徒会長も務めていました。
しかし、中学時代にしっかりと勉強をしていたことにより、
「勉強をやりきってしまった。」と感じたのです。←おいっ(笑)
高校生になった私は大手チェーン店のアルバイトを掛け持ちし、
勉強よりも楽しいことを見つけてしまいました。
さらに、大学は勉強したくなった時にいつでも入ることが出来る(もちろん受験勉強をする必要がありますが)
ため、高校を卒業してすぐに行く理由も見つかりませんでした。
- 勉強が嫌い
- 専門的に勉強したい分野がない
- 学費がかかる
- 大卒に魅力を感じない
- 大学には行きたくなった時に行けば良い
以上の理由から私の中で大学への進学は考えられませんでした。
選択肢2 専門学校
専門職に就こうと考えている方は専門学校へ行かれる方も沢山おられました。
小学生の私はトリマーになりたい。と言っていたのですが、
中学生の頃には既にその夢も消え去り、、、(笑)
高校を卒業する頃の私には専門的にしたい仕事などありませんでした。
大学進学を選ばなかったのと同じように
専門的に学びたいことがないのに、高いお金を払って専門学校へ行く必要はない。
という理由から私の中で「専門学校へ行く」という選択肢は早々に消え去りました。
選択肢3 就職
私は、高校へ入学した頃からもし、「大学進学」「専門学校」「就職」の三択しかないのであれば、就職を選ぶだろう。と思っていました。
その思いが強かったこともあり、高校は就職がしやすい「商業高校」へ進学していました。
ただ、就職をするにしても、特にしたい仕事はありませんでした。
しかし、大学進学や専門学校との一番大きな違いは
学費がかからない。
というところでした。
学費がかからないだけではなく給料がもらえる。
どんな仕事であれ、自分次第で楽しく出来るのだから、就職をしよう。
そんな風に考えていました。
しかし、
通学する際に電車の中で見た大人たちはみんな辛そうでした。
眠たそうでした。
私はその光景を見て何か将来に不安を覚えました。
もし、就職したら、、、、
毎日同じ時間に会社へ行き
毎日疲れて家へ帰る
毎日同じ、、、
んーーーーー。。。何かもっと刺激が欲しい。
18歳からその生活が始まるのか、、、
待て、何か、、何か他の選択肢はないのか?!
そんな風に考え始めました。
ワーキングホリデーの存在を知る
このように、自分の進路に悩んでいた時、
私の母が「ワーキングホリデー」という言葉をチラッと教えてくれました。
最初は「ワーキングホリデー」って何?
と何もわからない状態でしたが、
気になったので、インターネットで調べました。
当時の私は「ビザ」も知らず、あまりよくわからなかったのですが、
色々と調べた結果、ワーキングホリデーというのは
「海外で働きながら旅行もできるビザのことである」ということを知りました。
学校から提示されていた3択に全く魅力を感じなかった私が
初めて魅力を感じたのがこの「ワーキングホリデー」でした。
ワーキングホリデー制度を利用すると現地で働くことができるので、一般的な留学に比べ初期費用が圧倒的に安いことを知りました。
高校三年間は掛け持ちでアルバイトをしており、何と無く貯金をしていたので約100万円ほど貯まっていました。
その100万円の一番有意義な使い方は、このワーキングホリデー制度を利用して海外へ行くことでは無いのか?!と私の中で、何かが舞い降りました(笑)
そこからはもうワーキングホリデーで海外へ行く。と決め、実行の為に計画を立て行動し始めました。
担任の先生に「私の進路は進路調査用紙にはないです」と、伝えました。
すると担任の先生は
『やっぱり!いた!俺は進路調査の紙に「その他」の選択肢を付け加えるべきだと職員会議で提案したんや!でも、「そんな生徒はいない。」と言われて却下されたんや!やっぱり、絶対「その他」の選択肢は作るべきやった。頑張れ!』
というようなことを言ってくださいました。
「その他」を用意していなかった高校の方針にも少し疑問を持ちましたが、
それ以上に担任の先生が応援してくれたのがとても嬉しかったことを覚えています。
私が、高校卒業後に進学や就職をせずにニュージーランドへ行った理由はただ、
未来を想像した時に一番ワクワクした。
からです。
また、与えられた選択肢の中に、自分の求めるものがないのであれば、作ればいいんだ。
ということもとても強く感じました。
これが私の原点であり、旅の始まりです。
最後に
人生は選択の積み重ねです。
自分で考えて、時には苦しみながら、
選んだその道に間違いは無いと思います。
一度きりの人生を後悔せずに生きていきたいです。
誰に何と言われようと、どんな未来が待ち受けようとも、
私は今も、これからも、18の時の私の決断に感謝しながら生きていくと思います(笑)
時には、辛い現実や厳しい現実に負けそうになる時もあります。
何かにすがりたいと思うくらい苦しくなる時もありますが、
そんな自分を救ってくれるのはいつも今までの自分やこれからの自分です。
誰かしら何か不安や悩みを抱えながら生きていると思います。
そんな感情に押しつぶされそうな時でも、
ただ、自分を信じ、
常にワクワクやドキドキを追い求めながら生きていきたいです(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。