Ciao!こんにちはSarinaです!
私は2020年の日本語教育能力検定試験に4ヶ月の独学でなんとか合格することができました。
私にとって、独学で挑む日本語教育能力検定試験の
勉強期間は言葉で表現すると、【「孤独」と「絶望」の繰り返し】でした(笑)
しかし、色々と試行錯誤を重ねなんとか、合格できたので、
これから日本語教育能力検定試験に挑む方で、もし当時の私と同じように、【「孤独」と「絶望」】を感じている方がいれば、その方々に対し、少しでも「希望」の光を送りたい!(大げさですね(笑))と思い、
日本語教育能力検定試験に独学で合格した勉強法や私が思う試験の問題を解くコツなどをご紹介しています(笑)
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以前、単語ノートの作り方を公開しましたが、
今回は「試験会場に持って行くノート」を、公開します!
興味があれば見てください♪
こんな感じです↓
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試験当日には「まとめノート」を持っていこう!
これは、と言いますか、これも、私の主観でありますが、
試験当日は単語帳や赤本などの参考本ではなく、自分でまとめたノートを持って行く方が良いと思います。
試験当日にまとめノートを持って行くメリット
私が思うノートを持って行くメリットをご紹介します。
- 軽い・読みやすい
参考書よりはノート一冊の方が軽いですよね!薄いので読みやすいです。 - 苦手分野だけを確認できる
自分の苦手分野を中心にまとめますから、その部分だけ最終確認することができます。 - これだけやって来たから大丈夫!と自信が持てる
自分を信じて落ち着いて試験を受けることができる、お守りのような役目を果たしてくれます。 - 分からない箇所を見つけてパニックにならない
参考書を持っていき、万が一開いた箇所が分からなかったら、焦ってしまいますが、
ノートは自分でまとめたものなので、全部知っている内容であり、パニックになることがありません。
それどころか、全部知っている(自分でまとめた為)ので「私は天才だ!」と全く理にかなわない自信を抱くことができます(笑) - 他人へプレッシャーを与えられる(笑)
これは、あまり良くないかもしれませんが、なんか、自分だけのまとめノートを持っていけば、「あいつ、めっちゃ勉強しとる!」と周りの人に少しプレッシャーを与えられるかもしれません(笑)
というより、そう思われていると思い込んで、私の方が勉強した!と思い込み、自分を落ち着かせていただけです。(笑)
以上のような理由から、試験当日に一冊のまとめノートを持って行くことをお勧めします!
私は勉強を進めて行く中で、沢山のノートを使い、とても乱雑にまとめていましたが、
それらのノートを全て1冊のノートに凝縮して試験会場へ持って行きました!
独学まとめノートを公開
それでは、私が実際に試験会場に持っていったノートを公開します(笑)
流石に全部公開すると多すぎますので、いくつか載せます♪
音声のページ
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音声のページは最初に3ページほどでまとめました。が、音声学に関しては、試験Ⅱをとにかく解きまくる!ことで対策をしていたので当日にこのページはあまり見ませんでした(笑)
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試験Ⅰの問題1の対策をまとめたページ
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個人的に試験Ⅰの問題1は大の苦手だったので、『複合動詞の名詞化の時は、て形にして考える』などのように解き方をメインに自分で分かるようにまとめました。
試験Ⅰの問題1のまとめだけで、12ページほど使っています。
試験Ⅰの問題1についてまとめたこれらのページは試験当日の朝も何度も読み返しました!
指導法についてまとめたページ
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様々な指導法があり、混乱したので、指導法について見開き1ページにまとめました。
このページも確認する際によく読み返していました。
すごい人達についてまとめたページ
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すごい人達ってタイトルが雑ですが(笑)日本語教育界にはすごい人達が沢山いて、色々な仮説や理論などを提唱して下さっています。
おかげで試験を受ける身とすれば、大変です(←おいっ(笑))
失礼なことを申してすみません(汗)、ですが、兎に角、本当にたくさんの学者さんや心理学者さんなどがおられますので、全てを覚えるのは無理だと考え、過去問を解く中でよく名前が出てくる人達をピックアップし、見開き2ページにまとめました!
できるだけ分かりやすいようにと、少し工夫しながら、まとめました。
文字についてまとめたページ
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六書、漢字、仮名遣い、送り仮名、外来語の表記、文字の分類など、文字に関することについて、見開き3ページほどにまとめました。
私は年表系(時系列系)にも非常に弱いので、なるべく時系列が分かりやすいようにまとめることを心がけました。
「現代かなづかい」はいつ告示されて、「現代仮名遣い」はいつ告示されたのか、送りがなのつけ方が告示されたのはいつなのか?など、数字(年)が違い混同しやすいので、一目見て分かるように、慎重にまとめました。
教室活動についてをまとめたページ
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試験Ⅲによく出てくる、教室活動についての問題の対策としてまとめたページです。
中上級の教室活動については主に、国際交流基金さんが出している「中上級を教える」を読みながらまとめて行きました。
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過去問の傾向から、どんな選択肢が答えになりやすいのか?なども考えながら、約10ページほどでまとめました。
受身文についてまとめたページ
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受身文についても苦手だったので、見開き2ページほどにまとめました。
私が行った直接受身文と間接受身文の見分け方についてはこちらで紹介しています。
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在留資格についてまとめたページ
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私は在留資格が兎に角苦手でした。なので、在留資格についても見開き3ページほどでまとめています。
評価法についてまとめたページ
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評価法も大の苦手でしたので5ページに渡ってまとめました。
ここも試験当日の朝に何度か見返しました。
評価法が嫌いすぎてノートのまとめ方も、字もとても雑くなっています(笑)
ヤコブソンの6分類についてまとめたページ
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過去問を解いて行く中で、よく出てきたので、ヤコブソンの6分類について1ページにまとめました。
時事問題についてまとめたページ
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最後に、時事問題について5ページほどまとめました。
時事問題についてまとめたのは本当に試験の数週間前などで、毎日このページを見るようにして、何と無く見たことがあるランキング、数字、、、という風に記憶しました。
試験当日、会場までの移動時間もずっと時事問題についてまとめたページを眺めていました(笑)
時事問題対策については別途まとめました!
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以上のことを書いたノートを試験本番に持って行きました!
オススメのノートの作り方
私が思う、オススメノートの作り方をまとめます。
その1【見やすく、分かりやすく書く】
試験に持って行っていないノートは乱雑にまとめすぎていて、読み返すのが億劫になったので、
試験当日に持って行くノートは
何度も読み返したいと思えるように、自分にとって、
見やすく、分かりやすいノート!というのを目指しました。
ポイントは『自分にとって』です。人に見せるためではなく、自分自身が読み返したい!と思えるような、という意味です。
試験当日に持って行っていないまとめノートは全く読み返す気が起こりませんでした(笑)↓
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見やすく分かりやすいまとめノートを書くには、「〜についてまとめたページ」というように、
ある程度まとまりごとに書くのが良いと思います。
また、色ペンや表を使って書くと見やすくまとまるのかな?と思います。
私の場合は色ペンを使いすぎてむしろ分かりにくくなっていますが(笑)
特に時系列やランキングなどは一目見て分かるように大きく書いたり、
ノートを広く使う工夫をするといいのかな。と思います。
その2【分からないところ・苦手なところだけをまとめる】
試験当日用に持って行くためにまとめたノートは、空き時間に隙があったら見るノートでもあるので、
分からないところやよく間違えるところ、苦手なところだけを中心にまとめました。
わかっている所を改めてまとめるのは、時間が勿体無いと思ったからです。(特に私は時間がなかったので笑)
私の場合は試験Ⅰの問題1や漢字や仮名遣いについての時系列、教室活動や、評価法が特に
苦手だったので、その部分を中心にまとめました。
苦手なところが分からない!という人は過去問を2回以上解いてみて、2回目以降も間違えた箇所。をピックアップしていくと良いかもしれません!
その3 【頑張っても分からないところは書かない】
分からないところや苦手なところを中心にまとめますが、
頑張っても分からないところはもうまとめない方がいいと思います。かえって混乱を招く恐れがあるからです。
私の場合、文法の部分がもうさっぱり分からなかったので、まとめませんでした。
まとめようと思えば思うほど意味がわからなくなり、時間が削られて行くので、本当に分からないところは、
意味を理解しようとせず、ただ、これは何か分からないけどそーゆうことなんだ。と暗記しました。
(日本語教師らしからぬ行為、、、すみません泣)
ある程度トライして無理だ。と思ったら諦めて、分かりそうな分野をしっかりと理解していっく方が、
合格する確率は上がるかな?(点数が取れる)と思い、分からないところは捨てていました。
ただ、頑張れば分かりそうな部分は何度も参考書を読み理解しようと努力しました。
試験までに何度も何度も読み返せるような自己満のノートを作って見てください♪
最後に
以上、私の独学ノートを公開するとともに、オススメのノートの作り方をご紹介しました!
個人的には、試験当日にノートを持って行ってよかったと思っています。
電車で立ちながら赤本を読むのは結構大変ですが、ノートなら立ちながらでも
気軽に読めるかな?と思います!
ぜひ、
自分だけが分かる、自分だけが読みたくなる、自分だけの最強ノートを一冊作ってみてください♪
最後までお読みいただきありがとうございました!