こんにちはSarinaです。
私は、2020年の日本語教育能力検定試験に合格しました。
2020年10月25日に日本語教育能力検定試験があり、10月の27日から
ヒューマンアカデミーの日本語教師養成講座に通いだしました。
まさに順番が逆!です(笑)
私が日本語教師の存在を知ったのは7月だったので、約4ヶ月弱の独学で日本語教育能力検定試験に挑み合格することができました。
ここでは、私が実践した勉強法をご紹介します。
少しでも独学で勉強されている方のお役に立てればとおもいます:-)
7月の1カ月間
まずは、試験を受けよう!と決めてからの1カ月間です。
幸い、今までに色々な国に行ったことがあるため、
日本語に興味のある外国人は案外多いという知識や、遊び程度で日本語を教えたことなどはありました。
しかし、日本語教育に関する知識は0でした。
そこで、ネットで色々と調べ、
たどり着いたのが「日本語教育能力検定試験~完全攻略ガイド~」です。
これは、通称「赤本」と呼ばれていて日本語教育能力検定試験を受ける人にとってマストな本であることを知りました。
まずは、これを読破!!!!
現在は第5版が出ています。
と意気込んだものの、、、
しょっぱなの「日本語文法」で全く訳が分からず撃沈。
そこで、私は文法をとばして、次の章からすべてを読破しました。
ノートにまとめながら、理解できそうなところは一生懸命理解し、
何度読んでも無理!と思ったところはとばしながらなんとか読み切りました。
そしてこの赤本の読破と並行して過去問を収集しました。
ブックオフ、アマゾン、メルカリ等で過去問を探しまくり
最終的に目標としていた10年分の過去問を確保しました!
7月はメルカリでの過去問の出品がほとんどなく、出ていてもかなり高額なものばかりでした。
なので、過去問の収集は早ければ早いほど良いです!
これで私の1カ月は終了しました。
7月中にしたことをまとめると、、、
- 「日本語教育能力検定試験~完全攻略ガイド~」の理解できるページは全て読破
- 過去問の収集(主にメルカリで購入)
この頃は知識がなかったので、変に問題を解かずとにかく本を読みました。
8月から9月
8月に入ると突然焦りはじめました。
あれ?3か月切ってる?!
8月は私にとって試行錯誤の月でした。
8月前半
まずは、8/1に出願手続きを完了し、過去問を解き始めました。
1番最初に解いたのは平成20年度の過去問で、2日間ほどかけて解きました。
リスニングに関してはさっぱり、、
で、点数は149点でした(;^_^A
合格に必要とされている点数は正式には公開されていません。
しかし、合格に必要な最低点はだいたい165点といわれています。
合格点には程遠い、、、と思ったものの私の想像していた点数よりも高かったので、思ってたよりまぁまぁいけるやん?!と謎の自信をもちました。
しかし、、、今と同じ試験問題になったのは平成23年度以降ということを知り、平成26年度の過去問を解きました。
結果はなんと、、、、121点でした、、、、。
これぞ惨敗。
そうです。
平成23年以降問題形式が変わり、難易度が少しあがったようです。
過去問を解くたびにメンタルがズタボロになりましたが、無心で過去問を解き続けました。
振り返ることもなくただただ無心で過去問を何度も解き続けました(笑)
この時は、過去問を一通りやりきってから採点をして点数をみて、次の過去問を解く。というようにとにかく解き続けました。
私が解いた過去問の結果はこちらです。
とにかく点数が停滞していたため非常に焦りました。
そして、8月中旬(8月20日頃でしょうか?)になりついに気が付きました。
振り返ることなくただただ解いていても無駄なのかもしれない?!ということに。。。この時点で過去問を通しで8回といていました。
8月後半
無駄だと気付き、さっそく勉強方法を変えました。
といっても過去問を解く。までは同じです。
しかし、全部解いてから採点するのではなく、1ページ解いたら採点する方式に変更しました。
そして、間違えた問題の単語だけをまとめた単語ノートを作りはじめました。
ここまでは良かったのですが、、、
間違えている問題が多すぎる&ジャンルが違いすぎる
ということで、ノートがひっちゃかめっちゃかになり、見返すにしても全くわからない。という状態になりました。
なので、単語だけを書き示すのではなく、間違えた問題の箇所を赤本で確認し、理解しながらノートにまとめる。という方式にしました。
理解度があがる点でこれは良かったと思います。
しかし、とにかく時間がかかります。
試験まで3カ月を切っている私にとって全てをまとめる時間はありませんでした。10日くらい実践したのちにこの方式は諦めました。
時間がある方は、間違えた箇所について赤本を読み直し、基礎を作り直す。というこの方法をとるのは効果的であるとおもいます!
最終的にたどり着いた勉強法
とにかく、この方式では間に合わないと思った私が、最終的にたどり着いたのは、
8年分(2年分は試験直前に模擬試験がしたかったのでおいておきました)
の過去問の各問題を一緒に解き進めるという方式です。
例えば、試験Ⅰの問題1(15問)を8年分同時に解きます。
まず、平成20年度の問題1を解き、答え合わせをします。
答えの単語を確認します。この時点で意味理解はしませんでした。
その後平成21年度の問題1を解き答え合わせをします。そして次に次の年の問題1を解きます、、、、
というように、これを繰り返して8年分の問題1を解きます。
問題1が全部解き終わったら問題2を平成20年から又はランダムに解き始めます。
試験Ⅰが全部終了した時点で各年の試験Ⅰの合計点を計算します。
8年分の過去問を同時進行で行いますので、
試験Ⅲまで終了すると、8年分の過去問を1回づつ解いたということになります。
私はノートにこんな感じで解きました。(汚い(;’∀’))
因みに点数が185点とかなのはこれ解くの3回目とかだからです(笑)最初はほんとに悲惨な点数でした(笑)
私にとってこの方法はとても有効的でした。
なぜなら、同じような問題がでてくるからです。それで少しづつ、
パターンを見つけ出し覚えていくことができました。
特に試験Ⅰの問題1とリスニング問題に関しては、とにかく数を解いて慣れる必要があります。
8年分を同時に解いていくことで必然的に問題数が増え、問題に抗体ができてきました。
また、私はリスニングが苦手だったので、試験Ⅱのリスニングに関しては毎日、最低1年分の問題を解きました。(試験Ⅱの問題全部)
過去問のパターンを探したい。という方は是非この方式を試してみて下さい!!
8月後半からはこの方式をひたすら実践していきました。
リスニングの対策方法はこちらの記事にまとめました!
7月から9月にしたこと(勉強法)まとめ
では、私が7月から9月までの2か月間にしたことをまとめます。
7月
- 「日本語教育能力検定試験~完全攻略ガイド~」の理解できるページは全て読破
- 10年分の過去問収集(主にメルカリで購入)
8月前半
- 日本語教育能力検定試験の出願
- 過去問を1から全部解いては採点を何度も繰り返す
8月後半
- 間違えた問題の単語だけをノートにまとめる(すぐに辞めた)
- 間違えた問題を赤本で探し読んで理解しながらノートにまとめる(時間がなく辞めた)
- 8年分の過去問を問題(大問)ごとに同時進行で解き進める(一番効果あり)
- 試験Ⅱ(リスニング)の問題は毎日1年分解く(30分)
9月から10月にしたことはこちらをどうぞ!
最後に
私のおすすめは最初に何度か通しで過去問を解いた後に、
何年か分の過去問を同時進行で解き進める勉強方法です。
また、リスニングに関しては全部解いても30分なので、毎日1年分の過去問を解くことをお勧めします!
リスニングを解く際の注意は、答えを覚えないように、
答え合わせの時に間違えた問題を振り返らないことです(笑)
9月から10月にかけては次の記事でご紹介しようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます!